2015/04/30

ビギナーズ・ラック

Jeremy SiegelのStocks for the Long Run (Fifth Edition) をKindle Cloud Readerに放り込んでおいた。Amazon.co.jpを見る限り翻訳版は第4版までしか発売されていないようだし(?)こういうときは早い内に英語をある程度身に付けておいてよかったと思う。

それはさておき,ある程度読み物も消化したので,あれこれ自分なりに分析した後 [4792] 山田コンサルティングを600株購入してみたのだが,今朝になっていきなり150円も騰がっていた。

もちろんこれは運以外のなにものでもなくて,実際成長性に期待して投資に踏み切ったのに4/28の決算短信では連結ベースでしっかり鈍化していて,自分の分析のでたらめさに苦笑するしかなかった。

それにもかかわらず株価が上昇したのは自社株買い発表だったり今日の変な空気だったりが影響したのかしら。

いずれにせよ,予め定めておいた投資基準を満たさなくなったので,あっさり売却。素人が思い付きでだらだらとポジションを維持すべきでないと思う。

もっともっと勉強しなくては。

2015/04/28

さっさと外国語使用者になる。

何年経っても外国語試験や外国語学習教材をふらふら追い掛け回している人を見ると「果たしてこの人が外国語を使う日はやってくるのだろうか」と虚しい気分になる。

こういう意見は如何にも一般受けしないというのはわかっているが,多少なりともまともに外国語に取り組みたいのであれば,学習初期に「的を絞って無茶をする」戦略は常に有力な選択肢として挙げられると思う。

数ヶ月間狂ったように単語暗記に取り組んで10,000語(WF)程身に付けてしまうだとか,定評ある文法書を1日掛けて読み通してしまうだとか,学習初期に発音の基礎をひと通り身に付けてしまうだとか,この辺りはどうせ避けられない道なのだからさっさと乗り越えてしまった方がよい。

憶えるべきものを憶えてしまえばもう試験がどうこうとか,そういうレベルではなくなっている(逆に言えば,いつまで経っても試験云々から卒業できないのは,憶えるべきものを怠け心で憶えようとしないから)。

学習初期にこうした宿題を済ませ外国語使用者の仲間入りをすると,複利運用よろしくその後の学習の効率性が飛躍的に向上する。

外国語は外から突っつき回していてもだめ。

お金は自由をもたらさない。

投資成功者のブログをザッピングしていると,当初「◯億円手に入れて自由なリタイア生活を送る!」などと意気揚々とスタートした人が実際にその目標金額を達成すると「色々考えた結果,今まで通りの生活を続けることにしました」というような尻窄みの記事を最後に更新を止めているケースをたまに見掛ける。

そうしたブログを読むと,彼らは投資に熱中する余りお金を盲信するようになり「目標金額さえ達成すれば人生に何か素晴らしい変化が起きる筈だ」というように錯覚してしまっていたのではないかと思う。

常々思うのだが,ゴールはお金ではなくお金を手にした後のストーリーに設定すべきだし,そのストーリーの実現に向けて資産運用以外にも然るべき準備をすべきだ。

人から皮算用だと笑われようとも,今からストーリーづくりを始めよう。

2015/04/27

株式投資リハビリ

学生時代以来久し振りに株式投資を再開しようと思い立ったが,何もかも鈍り切っており,このまま思い付きで手を出せば怪我をするのは明白なので,リハビリ代わりに以下の本を読んだ。

  • 『ピーター・リンチの株で勝つ』
  • 『ピーター・リンチの株の法則』
  • 『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』
  • 『株で富を築くバフェットの法則』
  • 『バフェットとソロス 勝利の投資学』
  • 『マーケットの魔術師 エッセンシャル版』
  • 『冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート』
  • 『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』
  • 『ゼミナール企業価値評価』

それから,気になる会社の有価証券報告書を20社分程パラパラと。

また,著名な投資家ブロガーの方々の記事を何年分も遡り参考になる部分をEvernoteに書き殴ったのだが,こと株式投資については本よりもこちらの方が参考になることが多かった。

あのように自分の考察をまとめ上げ,記事として公開されている人というのは本当に偉い。

とにかく,ひと通り読み終えたこれらの情報をしっかり咀嚼して,自分なりの投資指針を作ってゆこうと思う。

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